旅行写真記 -ドイツ1-

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前回(といっても5ヶ月前ですが・・・)チェコを出発したところからの続きです。もうだいぶ時間が経ち記憶も薄れてきているのでどんどんいっちゃいましょう。

チェコからドイツまでの移動はドイツ国鉄。4、5時間程は載っていたかと思うのですが(早速記憶が曖昧です)その間車窓からの景色の移り変わりをたっぷりと楽しむことができました。列車には食堂車があったので、初めての食堂車体験に胸を躍らせます。お昼はもう済ませていたので僕たちはコーヒーとクレープを注文。このクレープが驚くほど美味しかった!正直この旅の中で食べたスイーツの中で群を抜いてベスト。恐るべし食堂車。隣では老夫婦が食事をしていてとても絵になる光景でした。

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ベルリンに到着したのはすっかり陽も暮れた頃。そしてベルリン駅に到着して早々、僕を不安のどん底に陥れる出来事が。。ホームから上がるエレベーターの中でスリに狙われたのです。相手は成人しているのかどうかちょっと判断がつかないような小柄な女性。僕の後にエレベーターに乗り込んできて、もう他に乗る人もいないのに随分間を詰めてくるなぁと思ったら、隣にいた家内が「手!手!」といってなにやら慌てた様子で騒いでいます。僕はなんのことかわからず「手が当たってるからどけろって言ってるのかな?」などと考えていたんですが、そうではなく女性の手が僕のポシェットのチャックを開けているという意味でした。家内に指摘されるとその女性は気まずそうに手を下げ、途中で止まった階でそそくさと降りて逃げて行きました。この時点でも僕は何が起こったのか分かっていなかったのですが、エレベーターから降りた後に家内に言われ、胸元に抱えたポシェットを見てみると確かにチャックが3分の1ほど空いていたのでした。初めての海外旅行ですしスリについては念頭には置いてあったので、「これがそうか」という感じではあったんですが、柄の悪い男に狙われるのではなく、むしろ少女とも言えるような女性がスリを行っているという事実の方に僕はショックを受けました。見た感じでは中東の人のように見えましたし、時勢的に考えて難民だったのかもしれません。なんだか世知辛さを感じずにはいられません。幸い何も盗られることはなかったのですが、このことで「ベルリンはプラハとは違うんだ」と気を張り詰めさせられました。(というかプラハは本当に安全だったんだなと実感)

その後中央駅からホテルまでの電車移動も心細かった。ドイツの電車(Uバーン、Sバーン)は日本の電車とはまるで雰囲気が違って、なんというか、かなりワイルド。ほとんどの人が(若者ですけど)当たり前のように瓶でお酒を飲みながら乗車している。大柄で怒ったような顔立ちの人が何やら大声で話し合っていてる。目の前に座った若者がタバコを巻きだす。ドイツの電車は日本の電車より車幅が狭いので向かい合った座席と座席の間がとても近く一層気圧される。そして窓の外はと言えば、ベルリンの街並みが・・・すごく暗い!都会だというのに街を覆う闇の存在感がすごい。どれもこれもドイツの人に非はないんですけど、「へ〜、こういうものか!」と感心する一方で、先ほどスリにあったばかりの身としては不安要素しかないというか、洗礼を受けてる感がすごくありました。それにも関わらずこの日の夕食はざわざホテルからさらに電車で30分程行った先の駅にある路面店のカリーブルスト(ドイツのファストフードみたいなもの。とても美味しい)を食べに行ったりして。いやなんというかもうこの際だからベルリナーの空気を肌で感じようと思って開き直っていました。本当にカリーブルストは美味しかった。

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さて不安な夜が明けると、昨夜は暗くて何も見えなかった街の姿が見えてきて、ちょっと安心。プラハとはだいぶ雰囲気が違うけどアパルトマンが建ち並ぶ様子はまさにヨーロッパだなぁと感じました。曇り空の下のグレーな街がドイツのイメージ。

朝食はホテル近くにある「ホームメイドカフェ」に行きました。ここがすごく良かった。店員さんがすごくフレンドリーで、ベルリンに来て初めて「人に親切にされた・・・」という印象もあって(昨晩のカリーブルスト屋のあんちゃんにはニコリともされなかった。むしろ注文何度も聞き返されてたじたじだった)好感度が急上昇。出てきたモーニングもとっても美味しくて、結局ベルリン滞在中の3日間、朝食は全てこのお店で食べることになりました。

そして街で見かけるのはご年配の方々や子供連れの奥さんなど、夜の街に溢れていたワイルドな若者達とは全然違った顔ぶれで、ベルリンの生活感に触れたようで「あ、そりゃそうだよね」と本当に安心しました。一度それが分かると、もうこの後の滞在では身の危険を感じることもなく、リラックスして楽しめました。本当に初日の夜は洗礼だった。。

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ベルリンの街の中は色々新鮮な眺めばかりでしたが、面白かったのはポスター張りの仕事。海外のアニメーション「チェブラーシカ」とかチェコの人形アニメとかで見たことあるけど今でも普通にやってるものなんだと感心しました。モップみたいな道具を使って、今貼ってあるポスターの上に糊を塗り、その上に新しいポスターを貼り付ける。その道具さばきと手際のよさ。ポスターを横から見るともう何十枚も重なってちょっとした本みたいな厚みがありました。面白いなぁ。

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ベルリン市内の移動は主に電車とトラム。改札というものがないので道からそのまま駅に入っていく感じはやっぱり新鮮。そして駅が荒々しくてかっこいい(夜訪れると怖いが)街にあるれる文字の書体とかいちいちキマってますね。

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ベルリンでの滞在の目的である日曜市とお店巡りの様子は次回に続きます。