旅行写真記 -チェコ1-

2月にチェコとドイツを旅行してきました。仕事とかではなく夫婦二人での観光旅行です。奥さんが冬休みとしてまとまった休みが取れるからドイツに行きたいと言い出したのが1月末。そのお休みまであと10日足らず。恥ずかしながら今まで海外に行ったことのない僕は、当然パスポートも持っておらず、最初は「無茶な」とも思いましたが、齢30にもなり好い加減そろそろ海外くらい行っておかなきゃと思っていたのもあって重い腰を上げることにしました。せっかくだからドイツだけでなくチェコと二カ国を周ることに決め、話を聞いた翌日にパスポートを申請に行き、急ぎあれこれと手配や準備をし(ほとんど奥さんがやってくれましたが)、出発前日にパスポートを受け取りなんとか出発にこぎつけました。ここでは写真を中心に旅先での出来事など数回に渡ってまとめていきたいと思います。

最初に訪れたのはチェコの首都プラハです。チェコには3泊の旅程。そのほとんどをプラハで過ごしました。噂通りの美しい街並み。どこをとっても絵になるような街でした。日本の観光地の感覚だと、古い歴史的な建物が残っている場所ってごく限られた区画だけだったり、周囲には新しい建物が建っていたりしますが、プラハは都市全体が歴史遺産でその規模には圧倒されました。建物自体は古くても、その中には今時のお洒落なお店が入っていたりして、プラハは間違いなく都会であり、チェコの中心地という印象を受けました。世界中から旅行客が訪れるプラハですから、観光地色の強い面もありますが、有名スポットからちょっと外れたような場所の方が生の空気感が魅力的に感じられます。

プラハ中央郵便局はとっても素敵でした。郵便ラッパのマーク可愛いですよね。建物も相当豪華で、中は撮影禁止だったのですが大きなホールにアールヌーボーの壁画がとても華やか。お土産用に記念切手などが買える一角があり、そこでデザインが素敵な封筒と切手など買いました。

街中をブラブラ歩いていたらヴルタヴァ川のほとりに出られる場所があり行ってみると驚くほどに鳥の群れが。しかも白鳥が沢山います。日本では白鳥なんて滅多に見ないけどこっちではわりと普通?間近に寄ってみると思いの外大きい。足も太いし、優雅というよりはたくましい鳥だなと思いました。ヴルタヴァ川に架かるカレル橋も眺められて素敵な場所です。

チェコの街並みでひときわ魅力的なのは素敵な屋根です。よく見ると日本の瓦とは形状も違いますね。チェコ特有の赤い屋根瓦が綺麗です。小さい煙突が並んでいるのもポイントです。朝や夕方、細く煙を吐いている光景はとても詩的で物語の断片のようでした。

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プラハの街中での移動にはトラムがとても便利でした。街全体を網羅しており、本数も多いのでほとんど待ち時間も気になりません。1日券を買えば24時間乗り放題。車内にある打刻機で自分で打刻して、あとはその切符をずっと持っているだけ。乗り降りのときにチェックなどはありません。たまに検札の人が来たら切符を見せるというシステム。だから乗り降りがとっても気軽で、やってきたトラムの路線番号を確認したらヒョイと乗り込むだけ。本当に自分の足という感覚。この感じはちょっと新鮮で、日本でもこうであればいいのにと思いました。日本でもバスは走ってるけど、やっぱりなんか違うような。旅行者だから新鮮に感じたのかな?ホテルで最初にもらったトラム路線図が載っているパンフレットは3日間でだいぶ使い込まれた感じになりました。

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プラハ滞在中に宿泊したホテルはマラーストラナ広場の真ん前、聖ミクラーシュ教会の真横にあるニコラスホテルレジデンス。ホテル自体もとても趣のある建物で、泊まった部屋もとても素敵。キッチン付きリビングに寝室、それにロフトまでありました。部屋の窓からも教会の立派なドームや彫刻が眺められます。ここはマンションタイプなので宿泊中は自由に使ってねという感じで、清掃が入る以外特別なサービスはありません。朝食だけ各フロアの廊下にコンチネンタル・ブレックファーストが用意されていて、自由に取っていくスタイル。スタッフは毎日違う人が一人か二人フロントにいたような気がします。皆私服でカジュアル。なにやら清掃道具が廊下に出っぱなしだったり壁棚を取り付けようとしてる途中だったりでスタッフさんも「ごめんなさいね、気にしないで。」と言っていましたが、造りはお洒落なのに随分ゆるい雰囲気。良く言えば気さくです。肩肘張るより緊張しなくて僕には居心地が良かったです。それにチェックインのときパンフレットの地図を広げて市内のエリアの特徴なんかを色々と説明してくれて、ほとんど聞き取れてなかったけどその親切さにホッとしました。(空港の職員は皆ムスッとしたタイプの人たちだったので、チェコの人からの初親切で余計に身に沁みました)

 

 

つづく